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海外メディアによると、スペインの旅客機が着陸予定の空港ではなく、フランスの海軍の航空基地に誤って着陸しようとしていたと報じられています。

よくわからない航空事故が発生したのはスペインの格安航空会社ボロテアが保有するエアバス A319です。

Volotea pilots almost landed at French Naval airbase instead of Brest Airport - AIRLIVE

当時、この機体はアジャクシオという地中海の島から離陸した機体らしく、目的地はフランスのブレスト・ブルターニュ空港だったといいます。パイロットは空港に接近したとして初期アプローチに入り高度を下げていきました。しかし高度1300フィート、約400mという低空でブレスト空港ではないことに気づき着陸を中断、上昇していったといいます。

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なんとパイロットは22km距離があるランディヴィジオ海軍航空基地(参考)に誤って着陸しようとしていました。

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こちらが機体の航路です。右からフランスに入りランディヴィジオ海軍航空基地付近で旋回。約20分後にブレスト・ブルターニュ空港に着陸したとのことです。

気になるのは管制官とのやり取りがいったいどのようになっていたのかです。当然旅客機が勝手に着陸するようなことはできないため、旅客機側と管制官とのやりとりが上手くできていなかったことは間違いありません。
また最近の機体ではオートパイロットで目的地まで飛行してくれるはずなのですが、その点もどうなっていたのかは不明であり、誤って海軍基地を入力していた可能性も考えられます。