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先月中国で中国共産党全国代表大会が行われました。その内容はみなさんご存知のとおりなのですが、10月16日に高架橋に反習近平を掲げた人物がいたと話題になっていたのですが、その後の行方がわかっていないそうです。

反習近平を掲げ行方不明になっているのは上海出身の60代の人物です。米国メディア自由アジア放送によるよ16日、北京大学から徒歩3分ほどの高架道路に「反習近平の幕」を掲げ、SNSに投稿するなどして警察に連行されました。しかし、連絡が途絶えたと報じられています。

この報道があったのは先月18日ですが現在この人物がどこにいるのか。

まずこの人物については67歳で引退した教授だとされています。退職後は立ち退きなどで不法に住み家を奪われた人を保護するため市民運動に従事していたといいます。一方で西側のツイッターなどに反中国的な内容も書き込んでいたといいます。

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彼の拘束については記事を読む限り北京だと考えられるのですが、拘束したのは北京の警察官ではなく海市長寧区公安局所属武装警察官だとしています。また高架橋ではなく知人のリゾートにおしかけドアを破壊し拘束したと言う内容が記されています。

この人物については妻の話として連行される直前までやりとりできたというものの行方不明状態だといい、関係者も「管轄公安局と地域住民委員会からはいかなる行政通知文や拘禁令状を受け取ってない」と説明しています。また糖尿病などの病気があるといい、健康状態の悪化が懸念れるとしており国際社会の関心を高めて取り戻したいと説明しています。

参考