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中国で2年毎に開催される珠海航空ショー。主に軍事技術などの見本展示イベントになるのですが、出典する兵器として最大18機のドローンを発射できる車両が登場したと報じられてます。

ロシアがウクライナに侵攻したことで注目されている兵器はいくつかあるのですが、その中で効果を発揮しているのはドローンです。ドローンについては翼を展開し長距離を飛行するタイプ、マルチコプターという4つ、6つなどのプロペラが付いたおもちゃのような見た目のドローンなど様々あります。

ドローンといっても巡航ミサイル・無人攻撃機という立派な軍事兵器であり、その活躍はみなさんも既に目にされています。

Drone Swarm Launcher Truck Displayed At China's Big Arms Expo


今後少なくとも数十年先まで需要・運用が間違いなく増えていくのはこのドローン、無人機です。

こちらの動画はその中国で初めて展示された18連装ドローン発射機です。タイプは翼を展開しプロペラで飛行すると考えられ、大量に発射することで広域の偵察・攻撃を行うことができると考えられます。

ドローンは音、熱も少なく探知が難しく、サイズも小さいため迎撃することも困難です。また迎撃するにも高価なミサイルを使用しなければならない可能性が高く撃ち落とすにも金がかかるという非常に厄介な兵器です。


こちらは同様のものでイスラエルが開発したMini Harpyという兵器です。翼の展開から動力周りもほぼ似たような構造になっていると考えられるのですが、このように上空から偵察し敵に突っ込み撃破します。

ドローンは一般的なミサイルよりも安価でかつ無誘導のロケット砲よりも確実で更に周辺に被害を与えることも少ないことからある意味で人道的な兵器でもあります。ドローンは既に各国で開発されており、時代はドローン兵器を双方が運用するという新しい時代に入っています。