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海外メディアによると、ウクライナに侵攻し殺戮を繰り返すロシア人に関して、兵士らが逃走など何らかの理由で味方に殺害され遺体がそのまま放置されていると報じられていkます。

これは米国自由ヨーロッパ放送が今月18日に報道したもので、ウクライナで活動していた31歳ロシア軍人だったペトロという人物が、ウクライナ最前線から逃走シた結果、ロシア軍の狙撃手によって射殺されたと報じています。

ロシア軍当局の発表として、銃殺されたペトロは自動武器および弾薬で武装した状態で逃げ出したといい、逃走から5日が過ぎたときにウクライナからロシアの国境に入ったなどと主張。

ロシアの狙撃兵の銃で殺害されたペトロの遺体はロシア南西部のある村の真ん中に捨てられているといい、自由欧州放送などの西側メディアはロシア軍当局は彼の遺体は腐るまでそのまま放置していたと報じています。

自由ヨーロッパ放送はこのことについて「脱走兵を処刑することはプーチンロシア大統領が今後行う大規模な徴集令を控え、今の未来の新兵らに脱走させないという警告をしたいのだろう」と指摘しています。

このような処刑については17日、イギリスガーディアンの報道として、ワグネルの元指揮官であるアンドレイ・メドベデフは囚人たちを戦場に送り出したものの脱走兵は残酷に公開処刑しているとも報じています。
具体的にはウクライナ軍に捕まったものの捕虜交換で部隊に戻ってきた脱走兵については凶器で処刑されたり契約期間を同意なく延長したりしているとのこと。

またロシアは相次ぐ脱走兵の処罰を強化する改正案通過させており、特に兵力不足に苦しむロシアは昨年9月の時点で脱走兵には最大懲役10年刑まで宣告できるよう処罰を強化したばかりでした。

あらたな改正案は『戦闘を拒否』したり『命令を服従しない兵士』に対しても最大10年懲役となります。また自発的に敵軍に降伏した兵士も同様に最大懲役10年。脱走した兵士には最大懲役15年を宣告することができるとしています。