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軍用機が墜落するなど事故は世界各地で発生しており、仕方がない出来事でもあるのですが、韓国では昨年1年間だけで6機墜落し、その他の装備でも事故が発生しており、メディアは「韓国軍は緩み切った規律を改める必要がある」と指摘しています。

朝鮮日報によると、2022年の1年間で空軍機は合計6機墜落したとしており、内容としては2022年1月にF-5Eがエンジンから出火し墜落(死亡)、4月には2機が空中衝突(4人死亡)、8月にF-4Eが墜落、11月にKF-16が海上に墜落、そして12月にKF-16がエンジントラブルで墜落しました。

尊い人名が失われるという事故が多発しているのですが、問題はそれだけではなく、地上から発射されるミサイルでも事故が多発しています。例えば2022年11月に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した時に戦闘機を発進させたものの、2発が発射できないという事故が発生しています。

これ意外にも10月には北朝鮮がミサイルを発射した時に韓国も対抗してミサイルを発射しているのですが玄武2を発射したものの逆方向に飛翔し施設内に墜落。火災が発生。合わせて発射したATACMSというミサイルについても1発が行方不明となりました。



まとめると、2022年頃に発射したミサイルに関しては11発中6発が何らかの失敗があったという確率になっており戦闘機の墜落やミサイルの問題については実戦では起こってはいけない事故だと指摘しています。

この理由については詳しくは不明ですが、あくまで韓国メディアとしてはムン・ジェイン政権で北朝鮮と結んだ合意事項のしわ寄せがきているのではないかと主張しています。北朝鮮の抗議などで訓練が行われないことも続いたため「5年ほどまともに動かせなかった兵器を動かそうとした結果起ったのではないか」とし「韓国軍は緩み切った規律を改める必要がある」と指摘しています。