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これまでも様々な異物が摘出されたケースが報告されていますが今回はバネです。海外で3ヶ月くらい咳が止まらない症状がでたもののその原因は肺に入った異物が原因でした。

英紙「ザ・サン」などが報じた内容によると、パラグアイ国立呼吸器病院は今月8日、咳が止まらないとして病院に来た5歳の男の子の肺から金属スプリングを除去することに成功したと発表しました。

記事によると昨年12月ごろから激しいせきに悩まされていたといい、男の子は原因を探すためにパラグアイのグアイラ県にある病院を訪れたといいます。その後、レントゲン検査の結果、左肺に明らかに金属のスプリングのようなものが刺さっていることがわかったといいます。 
男の子はパラグアイ国立呼吸器病院に運ばれてスプリング除去手術を受けることになったといい、術後の状態は状態だとしています。

ただ、この肺にスプリングという件に関してパラグアイ国立呼吸器病院の医師は「スプリングが刺さっていた間に発生した損傷の手術が複雑だった」「子どもの肺活量が減少する可能性があるが成長する中で改善されるだろう」としています。

一方でスプリングがいつ、どのような経路で子どもの肺に入ったのかはよく分かっていないとしています。また医師は男の子が3カ月間せきが止まらなかったにも関わらず親が一度も病院に連れていかなかったことが問題だとしており、「両親は子どもに格別の注意を注がなければならず、子どもが苦痛を訴えるならすぐに病院につれてくるべきだ」と指摘しています。

ちなみに肺から摘出されたのは3センチのスプリングでした。