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国内メディアによると、日本がアメリカから導入する長距離対地巡航ミサイル『トマホーク』を運用するとして8隻のイージス艦全てを改修する方針を固めたと報じられています。

日本メディアによると、日本はアメリカ製巡航ミサイルのトマホーク運用に向けて海上自衛隊のイージス艦8隻全てを2027年度までに改修し、搭載可能にする方針を固めたと政府関係者が明らかにしたと報じています。

現在のイージス艦の仕様はアメリカのものとどの程度差があるのかは不明ですが、記事では2027年度までに8隻を改修するとしており、運用できるのはまだ数年レベルで先になります。

トマホークの最新型は「ブロック5」で日本に導入されるのも射程約1600km(カタログスペック)の最新型です。政府は23年度予算案に取得費2113億円を計上し400発購入する方針を表明している。部隊配備は26年度からと想定しており、更に前倒しできないか協議も視野に入れているとしています。



トマホークの導入については2022年12月に岸田政権が2027年度までにアメリカから最大で500発のトマホークを購入し、主に海上自衛隊が運用する艦艇を中心に搭載する方針を明らかにしました。その前の2022年11月13日に米国のバイデン大統領と首脳会談の場で直接トマホークの購入交渉について直接話し合ったとしており、導入に向けた方針を確認したとしています。

当時バイデン大統領も輸出へかなり前向きな判断を示し導入が決定となりました。一方で日本としては将来的に独自の対地巡航ミサイルの配備を目指したいとしており、現在のトマホーク導入数は現時点で400発です。

この独自の対地巡航ミサイルについては艦対地ミサイル、空対地ミサイルの国産化を目指すというもので射程1000km超えの兵器とします。