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カテゴリ:サイエンス・テクノロジー > 宇宙・天体

NASAが打ち上げた大型の木星探査機ジュノーが先月19日メインエンジンの不調により軌道変更が延期された件に関して、同様のエンジンを搭載している他の衛星でも不具合が確認されていたことがわかったと報じられています。

9月1日、スペースXが運用しているファルコン9ロケットが打ち上げ前の実施する燃焼試験の給油中に突然爆発するという事故が発生した件に関して、NASAの第三者委員会となるISS諮問委員会は同ロケットによる有人打ち上げに関して懸念を表明したと報じられています。

宇宙の姿を見るとき使用となるのが巨大な望遠鏡です。この手の望遠鏡は大気の影響を避けるため山頂に建設されるのが一般的なのですが、ハワイに建設される予定だった口径30mの巨大望遠鏡建設計画が中止となる可能性があると報じられています。

今月3日、中国 海南省の文昌衛星発射センターから打ち上げられるのは『長征5号』という新型ロケットです。このロケットは中国が運用するロケットとしては最大となっており国際宇宙ステーションが周回しているような低軌道に25トンの打ち上げ能力があります。

今月19日、欧州とロシア共同による計画「エクソマーズ」で火星に着陸予定の「スキアパレッリ」が墜落したこと関して、探査機を開発したESAはコンピュータが空中にいるにもかかわらず着陸したと誤判断した可能性があると報じられています。

イーロン・マスク氏率いるスペースXが2020年代に実現可能だと主張しているのは人類の火星移住です。超大型ロケットを開発しこれを実施すると先月末に発表されたばかりなのですが、今回は火星でどのよなことを行う必要があるのか本人から語られました。

ロシアの宇宙関連サイトによると、『アンガラA5V』というアンガラA5の性能向上型は開発は行わないと報じています。その背景にはロシアが今後実施する月面有人探査について性能が不足していることが大きな原因のようです。

欧州宇宙機関ESAとロシアの宇宙機関にあたるロスコスモスが共同でおこなった火星探査計画に関して第一弾として火星着陸を目指した着陸機が行方不明になっていた件に関して、着陸予想地点付近で衝突痕が確認されたと報じられています。