ストライカー装甲車

アメリカ軍が開発している兵器の中でレーザー兵器というものがあります。これは戦闘車両から無人機、または戦闘機に搭載することで敵を攻撃したり飛来するミサイルを迎撃するなど様々な使い方ができるものなのですが、米軍は2022年までに巡航ミサイルも破壊可能な100kW級レーザー兵器の試験を実施すると報じられています。

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アメリカの軍事系ニュースサイト『Breaking Defence』によると、2022年を目処にストライカー装甲車(見出し写真)やM2ブラッドレー歩兵戦闘車に搭載することが可能な100kW級レーザー兵器の開発を行い、試験を行う予定があると報じています。

Army Boosting Laser Weapons Power Tenfold « Breaking Defense - Defense industry news, analysis and commentary

この手のレーザー兵器はレーザー出力が肝心で低出力ではミサイルや航空機など撃墜するまでに時間がかかり有効射程も短くなるという欠点があります。記事によると5~10kWの出力があれば民間でも使用されている小型のドローンから低空を飛行するヘリコプター程度を破壊することができるとしています。
しかし、これ以上の兵器例えばロシアの巡航ミサイルやより高速、高高度飛行する航空機には出力が不十分だとし100kW級のレーザー兵器が必要だとしています。

▼5kWレーザーで撃墜されたドローン
5kWレーザーで攻撃されたドローン

現在ストライカー装甲車に搭載可能なレーザー兵器(見出しの写真)は5kWとしており将来的にはほぼ同じサイズで100kWの出力のあるレーザーの搭載を目指しています。ただ、100kWの出力では巡航ミサイルの撃墜は側面からの照射でも難しいのではないかという主張もあり、特に巡航ミサイル正面からの照射では300kW程度まで性能をあげる必要があるとも指摘されているとのことです。


アメリカ軍は過去にISISが操縦するおもちゃのドローンを1発3億8000万円するパトリオットミサイルで撃墜していたことが明らかになるなど新たな空からの脅威に晒されています(参考)。レーザー兵器はこの手のドローンにも有効な対策手段と考えられており、陸上車両だけではなく戦闘機や無人航空機、艦艇に搭載可能なものまで開発が続けられています。

▼輸送揚陸艦ポンセにて試験運用されているレーザー兵器 LaWS

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