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現代の文明的な生活を営む上で必要不可欠なインフラとして水道水があります。これに関して先日中国のとある村で水道水が燃えるという謎の現象が撮影されたとして話題になっています。

中国のニュースサイトの観察者網によると、中国のSNS上でこのほど、蛇口から出る水道水にライターの火を近づけると燃える動画が注目されている。動画は、遼寧省盤錦市大窪区趙圏河鎮四営村の住宅で撮影されたもののようだ。

Record China
このようなニュース系の記事を扱う上で水道水に関するネタというのは意外と多く、様々なものが混入したという以外も老朽化から水道管が破裂したという話題もテレビ報道等でも多々目にすることはあると思います。

ただ、今回報じられたのは水道の蛇口をひねり水を出し、さらにライターで火を付けたところ何故か燃えうというもの。危険極まりない現象になっているのですがいったい何があったのか該当する記事を紹介します。

Record Chinaによると、遼寧省盤錦市にある村でGoogle Mapsでみたところ山奥にあるような地域ではなくむしろ海からも比較的近いという都市です。その都市にある人口100世帯前後の村では3.4年前から度々水道水を出すとゴボゴボと異常な音出しながら燃えるガスのようなものが一緒にでてくるようになったとのこと。



当局によると22日正午の時点で水道水の供給をストップし住民らに対して別の方法で水を供給することを明らかにしたと記載されています。

問題はこの水がどのような経緯で可燃ガスと考えられるものが混入したのかです。現時点では明らかになっていないのですが、盤錦市について調べたところ、「中国第三の油田である遼河油田を擁し、曙光製油所、興隆台製油所、高昇製油所など多くの石油精製工場がある」とのことで、有り得るのかは不明なのですが、何らかの理由で天然ガスが水道水に混入した可能性も考えられるます。

ちなみにアメリカでも同様のことが確認されていたことがあり、こちらではペンシルベニア州ティモック全米最大のシェールガス層があり掘削が行われるようになって以降、地下水を使った水道水にガスが混入するようになり燃える出来事が発生しています。



いずれにしてもこのような可燃ガスが住宅に充満すると爆発を起こす可能性があり大変危険な事態だということは間違いありません。