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今から数年前、韓国のとある企業が大量の金塊を積んだロシアの装甲巡洋艦ドミトリー・ドンスコイを発見したなどと日本でも報じられていた出来事について、当時のシンイル・グループの代表に対し懲役5年の実刑が言い渡されたと報じられています。

韓国メディア朝鮮日報によると、ソウル南部地裁で開かれた一連の装甲巡洋艦ドミトリー・ドンスコイ号の組織的な詐欺事件に関して今月13日、詐欺の罪で起訴されてたユニバーサル・グループ(旧シンイル・グループ)のキム代表に懲役5年の実刑を宣告したと報じています。また14億ウォン(約1億3000万円)相当の預金・債権も合わせて差し押さえが命じられたとのことです。

“금괴 실은 보물선 발견했다” 돈스코이호 사기범 징역 5년 - 조선일보

記事によるとキム被告はリュ容疑者(実質的な代表とされている)と共謀し、投資者から暗号資産購入代金の名目でおよそ116億ウォン(約10億9500万円)をだまし取った罪で起訴されており、検察はキム被告に懲役7年を求刑していました。


この事件はユニバーサル・グループとなっている旧シンイル・グループが2018年7月中旬に第一次世界大戦に参加していたロシアのドミトリー・ドンスコイを鬱陵島沖1.3km沖、水深434mで発見したと大体的に発表していたものです。



このニュースは当時日本でも報じられておりドンスコイ号には当時、金や金貨など合計200トン、現在の価値で約150兆ウォン(約14兆円)相当の財宝を積んでいたなどと主張していました。しかし発見から1ヶ月もしない2018年8月上旬、シンイル・グループが船に積まれていたという金塊を担保に仮想通貨を販売していたことが分かり、一転し投資詐欺事件疑惑が持ち上がりました。

この企業は船体の引き揚げを担保に『シンイルゴールドコイン』という仮想通貨を発行。さらに今後取引が行われるようになれば200ウォン相当のコインが1万ウォン相当になるなどと説明し国内の10万人以上から投資を集めていたとしています。

この時、シンイル・グループの実質的経営者とされるリュ・スンジン代表はベトナムに出国していたことが明らかになっており、この時点で当局から国際手配がされており既に投資詐欺として事件となっていました。



問題は実はこの連中は他にも投資詐欺事件を起こしており、2018年9月に主犯リュ容疑者の指示でシンイルブロックチェーングループを設立。「韓国の慶北永川に1万トンの金が埋蔵されている鉱脈がある」などと仮想通貨トレジャーシンイルコインに投資するよう呼びかけ、数十倍の収益が発生するなどと勧誘し380人から約10億ウォン(約1億円)を集めていたことが明らかになっています。


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