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ヴァージン・グループの宇宙旅行ビジネス『ヴァージン・ギャラクティック』はアメリカ時間今月11月19日~23日の期間に有人宇宙飛行を実施すると発表しました。同社の初の民間宇宙旅行に向けた事業に向けて最終試験の一つが間もなく行われる予定です。

同社のプレスリリースによると、今回行う試験はスペースポート・アメリカから行う初の有人宇宙旅行だとしており、これまで行われていたカリフォルニア州モハベ砂漠からではないとしています。

Virgin Galactic Announces Third Quarter 2020 Financial Results - Virgin Galactic

具体的な飛行内容については明らかになっていないものの、現在運用されているスペースシップツー2号機VSS ユニティ(一号機は墜落自己で喪失)は、これまで18回の飛行試験を実施しており、到達高度は2018年12月13日の15回目の試験で高度82.7km、続く16回目の試験が行われた2019年2月22日に高度89.9kmに到達しています。16回目の試験ではパイロット2名と1人の3人を乗せて飛行しました。

▼16回目の飛行試験


一般的に宇宙は高度100km以上としているもののアメリカ軍では高度80kmと定義しており、ヴァージン・ギャラクティックはこれをもって宇宙に到達したと主張しています。

その後、2020年5月にはスペースポート・アメリカのあるニューメキシコで試験され17回目、18回目の試験では高度15km程度となっています。

▼スペースシップの船内
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2020年10月時点の同社の発表によると来年上旬に乗客を乗せた宇宙旅行を実施するとしており、この間に2回の飛行を実施すると発表していました。したがって、今月実施されるのがこの2回のうち1回の飛行と考えられテストはパイロットと副操縦士が搭乗します。
続く2回目の飛行ではパイロット2名とさらに4人が搭乗すると発表しています。会長のリチャード・ブランソン氏が搭乗した後に宇宙旅行を実施すると発表もされていたことから、2回目に搭乗するのかは不明なのですがいずれにしても最終的な試験になるものと考えられます。

プレスリリースによると、2020年10月31日時点で約600人が宇宙旅行に予約しており、現在停止されている予約はリチャード・ブランソン氏が飛行した後に再開されるとしています。

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