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先月中旬、中国の空軍基地付近で空中発射弾道ミサイルと考えられる大型兵器を搭載した爆撃機が飛行している様子が初めて確認されていたのですが、先日再び同じ種類のミサイルを搭載した爆撃機が撮影されたと報じられてます。

The DRIVEによると、この画像は中国版ツイッターことWeiboに投稿されその後削除されたものを転載したものになります。画像ではH-6Nという爆撃機の機体中央部に正体不明の大型の兵器が搭載されておりその姿から中国で開発が進んでいる空中発射弾道ミサイル(ALBM)、もしくは極超音速設計が取り入らた兵器と考えられています。

New Images Of Chinese Missile Carrier Aircraft Emerge Carrying Possible Hypersonic Weapon

見出しでも紹介したようにこの兵器が撮影されたのは先月17日に引き続き2回目でミサイルの見た目についてはほぼ同じと考えられています。ミサイルの全長はH-6Nのおよそ1/3程度の長さとなっており、全長は約40フィート(12m)と巨大です。そして先端部分は一般的な円錐形ではなく、平べったい形状をしていることが確認でき見た目から極超音速兵器ではないかとされています。


搭載しているALBMについて詳細は不明なのですが過去の報道からは準中距離弾道ミサイル DF-21の空中発射型であるDF-21Dを運用していることが確認されています。射程は約1450kmあり飛行速度はマッハ6以上(一部情報ではマッハ10)と推定されています。

DF-21Dの発射試験については2020年8月に南シナ海で軍事演習を行った際に2基の対艦弾道ミサイル『AShBM』を発射したとされておりうち1基がDF-21Dとみられています。

しかし、先月中旬そして今回とミサイルの先端部分の形状が円錐形をしていないとみられ、見た目としてはDF-21Dではなく地上から発射される極超音速兵器の一つDF-17の形状に似ているという指摘もあります。

▼DF-17
DF-17

いずれにしてもアメリカにおいてもこのような兵器はいまのところ運用されておらず、中国では弾道ミサイルによる対艦攻撃能力、特に極超音速技術と組み合わせることで例えば敵対国の空母といった戦力を大幅に消し去ることができる兵器の撃破を狙っていることはほぼ間違いありません。
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