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秋になると様々な農作物が収穫される時期ですが、一方中国では落花生の収穫の頃になると毎年何百人も村民が集まり育てた落花生の盗む行為に悩まされていると報じられています。

中国メディア『搜狐』によると河南省駐馬店市と呼ばれる地域で最近、落花生が収穫されたと聞きつけた住民らが数百人が農地に集まり略奪されたという行為がネット上では話題になっている件について、実際に被害にあった業者に話を聞いた記事を掲載しています。

花生采收时被村民“哄抢”?嵖岈山镇政府:继续加强思想教育_进行

それによると、この出来事自体は10月下旬頃に従業員が農地で機械収穫を行っていた時に発生したといい、機械収穫が完了する前に多くの村人が農地に侵入し落花生を取り始めたと話しています。この時点で問題なのですが、中には村民所有の機械を投入して略奪する輩も現れていたと話しており、地元の党委員会事務局長の徐潤喜氏は村人らの今後も思想教育を強化していくと述べたとしています。

記事によるとこの業者は2017年に友人らと一緒に農業会社を設立し故郷の村と隣の村で1000エーカー(約404ヘクタール、1ヘクタールは3025坪)という広大な土地を契約。今年は落花生だけで400エーカー以上、残りはトウモロコシを栽培していたといいます。これらは毎年収穫し、加工、販売しています。

しかし、2017年から道端に落花生の殻があちこちでみられるようになり、秋の収穫時期にあわせて機械で収穫した後の農地に村民らが入り作物を取り始めたとのこと。


▼機械で収穫された後を狙う住民
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業者によると「作物を収穫した後に機械で完全に収穫できない作物が畑に残るのが一般的だ」と話しています。そのため「機械で収穫した後、畑に散らばった落花生を拾うために人を雇うことも試みた。しかしコストが高すぎるし拾ったものも廃棄されるものが多かった。収穫全体に影響を与えることもなく村人の中には畑で拾うことをいとわない人もおり収穫後の行動は特に止めなかった」と語りました。

それが現在は収穫する前に村民が集まりだし略奪される行為が多発。毎年100人以上の村民が略奪を繰り返しており警察に通報してもあまりの人の多さに通報しても意味がないとあきらめているとしています。当然この内容は中国のSNS上でも話題になり村民らを批判する結果になりました。



中国では度々このような集団略奪ネタが報じられることがあり、去年2019年11月には同じく故郷でエビ養殖を始めた業者が村民らの集団略奪にあっているという内容が報道されています。こちらも最初は養殖場内の小さい魚やタニシを取る程度だったものの結果的に多くの住民が集まり抑えが効かなくなったという経緯が語られてます。
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