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現代生活に必要不可欠な水道水。この水道水に異物が混入してしまう出来事も多いのですが、今月中国の都市で謎のピンク色の水道水が供給され続けるというトラブルがあったと報じられています。

中国新闻网によると今月10日、中国の中央に位置する陝西省朔州市で一部の地域で蛇口からピンク色の水道水が出てきたとして関係当局が調査に着手したと報じられました。

記事によるとピンク色の水道水は今月8日、市内にある中学校で撮影されたものがインターネット上に公開され瞬く間に拡散されインターネット上で話題になっていたといいます。同じく撮影された動画では蛇口からピンク色の水が泡をたてながら出続ける様子が確認できたとのこと。

問題の水道水は中学校だけと当初考えられていたものの、その後中学校の寮や近所のアパート、商店街など特定の範囲で出ていることを確認。住民の話しによると「8日午前に蛇口からピンクの水が出てきた。特に臭いはなかった」と説明。また「道を挟んで北側の地域で水道水が異常だ。南側は正常」と話しており、供給エリアにより差があることがわかっているとのこと。

朔州市上水道管理当局は、現場に職員を派遣してサンプルを採取し原因分析をおこなっており、関係者は「まだ正確な原因は把握されていない。ただ、元の水道水ではなく水道管に問題がある可能性が高い」と説明しています。

海外でも同様のピンク色の水道水が…

毒々しい色の水道水が供給される問題は中国でも過去にも発生しているのですが、2017年にカナダで今回とよく似た色の水道水が供給されてしまうトラブルが発生しています。
これはカナダのアルバータ州にあるオノウェイという街で、SNSに異常な水道水を報告する書き込みが複数寄せられいたものの、市の対応が遅くFacebookアカウントで声明を出したのは翌日の7日10時頃でした。その間、市内では丸一日ほどピンク色の水が出続け、この間一切説明すら無いという対応が問題視されていました。

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市の環境局によると、異常な水道水の原因は『過マンガン酸カリウム』だと説明しています。過マンガン酸カリウムは鉄分や硫化水素を取り除くため浄水用として普段から使用されているもので、調節弁が壊れてしまい水源となっている貯水池に流れ込んでしまったといいます。
この水は直ちに止められたというものの気づくまで時間がかかってしまったらしく環境局は「貯水池の水は全て処分したものの既に設備内部に入り込んでしまった一部の水が一般家庭の蛇口から出てしまった」という趣旨の説明をしているとのことです。

ちなみに毒々しいピンク色をしているもの仮に飲んでしまっても人体に影響は無いなどと説明しており、説明が遅れたのも人体に悪影響が無いためだなどと開き直りのような答弁をしていました。
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