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高緯度に位置するロシア。冬になると多くの雪が降ることになるのですがロシアでは集められた雪はいったいどのように処理しているのでしょうか。今回はロシアと雪の謎について紹介していきます。

公共サービスの職員たちは、いつ雪が降るのかを知っている。普通、降雪が始まる4時間前に、天気予報士が教えてくれる。この4時間前の予報で、人々は降雪に備えることができる。除雪のための設備を準備し、急な勾配の坂道や橋、公共交通機関の停留所に滑り止めのための試薬をまくのである。

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記事によると例として首都モスクワでは歩道に対しての除雪基準は2cmでこれを超えると除雪作業が始まるとのこと。2cmで除雪を始めるというのは首都だけなのかは記載されておらず不明なのですが、1時間に1〜2cmの降雪があるときは、清掃人らは4時間以内もしくは翌日の朝9時までに除雪を行わなければならないという規定というものがあるそうです。

当然除雪が必要となるのは人々が歩く歩道だけではなく車道もあります。この除雪関連の車両は大きい小さいを含めてモスクワ市内だけでもなんと7600台もあるとのこと。特に大型の除雪機で回収された雪はトラックに積まれ運ばれることになるのですが、いったいどのように処分されているのでしょうか。


モスクワでは2002年まではモスクワ川に投棄していたものの現在特に国内でも100万人を超えるような都市では融雪機を用いて水に変えてから川に流す例もあるとしています。
これは郊外に融雪所なる施設があり仕組みとしてはダンプに積まれた雪を地面に設けられた格子状の網の中に投入。中にはプールのような巨大な構造物があり2つあるといい、片方に雪を投入して温水を流しこむ形で雪を溶かし液体にしてから川に流しているとのこと。

またこれ以外にも日本でも一般的な集雪所なるものがあるといい、一箇所に雪を集めて春になり気温が上昇するのを待って自然に溶かすということも行われているとのこと。

日本では例えば雪が降る地域では大通りや村の主要道路には融雪装置が設けられており、地下水を利用した水による除雪も行われているのですが、記事を読む限りロシアではそのような装置があるとまでは記載はされていません。日本のような水を使った融雪装置がロシアのような極寒の地域でも有効なのかは不明なのですが、いずれにしても社会生活を維持するため今シーズンも多くの人が雪に立ち向かうことになりそうです。
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