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ロシアの複数メディアによると、初犯から現在までの9年間、分かっているだけで25人以上を殺害したラジク・タギロフ容疑者が今月逮捕j、拘束されたと報じられています。逮捕当時、彼は整備士として働いており結婚していたほか、今年には子供も産まれていたなどと話していたとのことです。

ロシアの複数メディアによると法執行機関の発表として今月1日、ロシアのカザン(タタールスタン共和国の首都)で大量殺人を行っていたラジク・タギロフ容疑者(38)を拘束したと発表があったと報じています。

KazanFirst - Полиция задержала маньяка, который убил 25 пожилых женщин в Казани и Поволжье

記事によると、ラジク・タギロフの初犯は2011年でこれもカザンからはじまったといい、殺害事件の多くは2011年から2012年の春から秋にかけて行われていました。
ラジク・タギロフは電気技師などを名乗りアパートに侵入。殺害のターゲットになったのはいづれも75~90歳までの高齢の女性でした。また道路に面し、ターゲットになった住民も1~2階と限定され3階以上はいなかったといいます。

▼捜査当局が作った似顔絵、特に右下の印象がとても似ている
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その後2017年になりようやく治安当局は犯罪者の特定と捜索を支援するために300万ルーブル(約410万円)の懸賞金を提示します。この間、ラジク・タギロフに殺害されたと考える女性は25人~32人と考えられています。

ラジク・タギロフは高齢女性を襲って金品を強奪し隠蔽のためか部屋を荒らし回り逃げていったとのこと。ラジク・タギロフは現在罪を認めていると報じられています。

ちなみにラジク・タギロフは拘束時整備士として働いていたといい、2度結婚し10歳の子供もいるとのこと。また去年には結婚式を行っていたほか、今年6月には子供も産まれていたとのこと。妻に加えて両親と姉妹がおり、これらは誰と一緒に住んでいるのかはわからないなどと話しています。

また殺害理由については当時薬物を使用していたといいお金の為犯行を繰り返したと話しています。