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中国の複数メディアによると、患者に対して診察料を詐取するため尿道にトイレットペーパーを詰め込むなど考えられない行為を数年間行っていた病院の医師及び看護師ら48人の裁判が行われたと報じています。

今回登場する病院は2015年7月に開院したという病院で中国医学モデルを謳っていたもののその実態は極めて劣悪なもので、全ては嘘の広告から始まり内部で働く医師らも医療資格を持っていない人間が多数在籍しており、職員の77人中42人がなんら資格をもっていないただの素人であることが分かったとしています。

“三假”黑医院为害4年:手术台上敲诈勒索,非法敛财1亿多_一号专案_澎湃新闻-The Paper

そんな病院でいったい何が行われていたのか。なんと開院以降、金を稼ぐため患者を騙し、自ら患者の体に異物を混入したり嘘の診療を行うなど行っていたとしています。

一例としてぇあ患者が重度の炎症を起こしているようにみせかけるため尿道にトイレットペーパーを詰め嘘の治療を受けるさせるよう検査データを改ざんするというものや、手術を行っていた患者に対して切開したものの縫合せず麻酔が切れているにも関わらず放置。結果的に患者が58000元(92万円)の支払いを約束させた上で縫合させたという事例もあったとしています。
また「HWマイクロ波療法」や「半導体レーザー療法」といった器具を用いた治療も積極的に行っていたらしく、これらも医療目的には何ら意味のないものだったといい、病院側はこのような器具を用いて分単位で料金を請求していたとのこと。

日本でいうところの地方裁判所にあたると考えられる第一審裁判所はこの病院では348人にこのような嘘の治療をほどこし9人に対しては強要、70人あまりを負傷させ結果、1億元、約16億円を不正に詐取していたと認定しました。検察側はこの病院の卑劣な行為は本質的に病院ではなくただの犯罪グループだと主張しました。

被告48人は、詐欺、恐喝、故意傷害などの容疑で懲役刑を言い渡され、指定期間中は勤務が禁止された。このうち主犯格には懲役20年の実刑が言い渡されたとしています。
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