新型コロナウイルス_1

確認されているだけで世界で150万人あまりが死亡している新型コロナウイルス。その発生源である中国がここ最近、世論誘導を行っているのは新型コロナウイルスの発生源が中国ではないという主張です。これに関して2020年11月末にドイツの専門家の主張を巧みに操り世界で蔓延する被害が中国には責任は無いかように政治利用していると報じられてます。

駐ドイツ中国大使館は4日、ドイツメディアが「ドイツのウイルス学者であるアレクサンダー・ケクレ氏の発言が中国の政治宣伝に利用されている」と報じたことに反論した。ドイツメディアのメルクーアは3日、「中国は新型コロナウイルスが武漢ではなく海外で発生したという主張を強く広めている」と指摘。

Record China
問題の発端となったのはこれは先月30日に中国共産党機関紙、人民日報系のニュースサイト環球時報に掲載されたとある内容です。具体的には環球時報にドイツのウイルス学者アレクサンダー・ケクレ氏が11月末に第2ドイツテレビ(ZDF)のトークショーで「現在、世界的にまん延しているウイルスは武漢のウイルスではない。それは北イタリアからのウイルスだ」と話したものを引用し掲載したことです。

当時専門家は「世界のコロナ症例の99.5%は、北イタリアの突然変異にさかのぼることができる」「それは元の武漢変種よりも感染力が強い」とし、現在特に大きな被害がでているのは武漢で発生したウイルスではなく突然変異した欧州型の新型コロナウイルスだとしました。

環球時報が引用したドイツ人専門家の話しでは北イタリアで突然変異したとされる新型コロナウイルスは元々は中国で発生したことを明確に強調していました。しかし、中国で報じられた内容はこの主張を捻じ曲げ、あたかも現在被害を出しているのはイタリアで突然変異したものだとすり替えるようなことをしていたとのことです。

つまりドイツの学者は「中国由来のものがイタリアで変異し世界に蔓延した」という主張をしていたのに対し、中国では「世界で被害が出ているのは武漢のウイルスではなくイタリアのウイルスだ」などとすり替えたものになります。

このように中国では2020年後半以降、新型コロナウイルスは中国で発生してものではない主張を始めており、冷凍食品に付く形で海外から国内にもちこまれ偶然武漢市で発生しただけだなどと主張しています。しかし、WHOはそのような形で感染することはほとんど無いとして既に否定しており、中国としては被害の拡大は海外の突然変異型だという主張に変更する可能性も考えられます。
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