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中国など一部の地域に残る犬を食べる文化。当然文化として尊重しなければならないものの、武器を使って違法に殺害するのは例外です。中国メディアによると野良犬など100頭あまりを毒物を使い殺害していた2人が逮捕されたと報じられています。

今月11日、河南省の地元メディアによると省内でたった5日間に100頭近い犬を毒矢を放つボウガンを用いて殺害していた男ら2人が逮捕されたと報じています。

記事によると、事件が発覚したのは開封市で行われていた警察の検問で、検問前で車から逃げ出す男らを目撃します。その後、自動車を調べたところナンバープレートの数字が偽装されており、車内からはボウガンと怪しい矢。死んだ犬20頭が発見されました。

当然ただ事ではない状況に警察は正しいナンバープレートから所有者の割り出しに成功。2人の事情を聞いたところ「犬は知人から買ったものだ」などと主張。しかし、車内にあったボウガンや毒矢の証拠を突きつけると犬を殺していたことを認めたといいます。

▼発見されたボウガンと毒矢
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記事によると、毒矢に仕込まれた毒の成分は記載はされていないもののシアン化物が含まれていたといい刺された場合は数十秒で死に至るとのこと。容疑者らはこれを使い1日に何十回も繰り返し犬を獲ていました。

警察によると容疑者が犬をターゲットに殺し回っていたのは犬の肉が理由です。中国では毎年寒い季節になると飼い犬や野良犬が何者かに連れされれるという事件が多発します。特に東北部、南部、中部エリアでは今も犬肉を使った食文化があり鍋料理が多く食べられることから犬肉の需要があるといいます。



今回のように毒矢を使った事件というのは過去にも発生しています。使用する毒の成分が犬の肉にも含まれることもあり口にした場合嘔吐や頭痛、下痢、痙攣などの中毒症状が出る他、最悪の場合生命を脅かす可能性もゼロではないとのこと。このことから、特に個人相手に販売されることもあり業者以外からは決して購入してはいけないと注意を呼びかけています。

ちなみに中国ではこのような毒矢が何らかのルートで販売されており、過去に同じく犬肉を得ようと探し回っていたところ誤って自分に刺さってしまい死亡する事故も複数発生しています。
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