新型コロナウイルス_1

新型コロナウイルスが各地で猛威を振るう中、特に心配しているのは産まれてくる赤ちゃんについです。これに関して最新の研究によると妊娠中に新型コロナに完成した場合、その子供は抗体を持って産まれてくると報じられています。

簡単にまとめると
  • シンガポールで行った妊婦16人、その間産まれてきた5人を対象としたもの
  • 赤ちゃんの抗体は母親から直接移ったと考えられる
  • 出産が近い段階で感染した妊婦のほうが赤ちゃんの抗体量が多かった
  • 感染した妊婦の症状はそれ以外の感染者と症状は似ていた
今月19日、シンガポールメディアによるとシンガポール産婦人科研究ネットワークが行った研究として妊娠中に新型コロナに感染した妊婦16人の追跡調査として、研究開始から研究結果発表が行われるまでに生まれた赤ちゃん5人全員が新型コロナウイルスの抗体を獲得していることが確認されたと発表されたと報じています。

http://www.hani.co.kr/arti/society/health/975001.html?_fr=mt2

今回の研究に関して新型コロナウイルスが母親から赤ちゃんに転移したという証拠はないとしており、母体から赤ちゃんに垂直感染し抗体を獲得したとはみていないとしています。

研究者によると「おそらく感染した母親の体で作られた抗体が赤ちゃんに転移したと考えられる」と主張しています。また抗体を示す数値に関しては「赤ちゃんの抗体量は、出産が近づいた段階で新型コロナに感染してしまった母親から産まれてきた赤ちゃんのほうがより高かった」と説明しています。

現時点で、新型コロナに対してどの程度保護を提供するかはまだわからないとし、赤ちゃんが大きくなるにつれ抗体値がどのように変化していくのか調査を進める必要があるとしています。


今回に研究は冒頭にも記載したように研究の対象となった母体は16人で年齢は23~36歳の妊婦を対象としました。研究者によると妊娠中に新型コロナウイルスに感染した妊婦はコロナの発症率や重症度は一般人とほぼ同様のものだったとしています。

新型コロナウイルスと妊娠の関係については今回の研究では母体から感染してはないとしているものの、2020年に中国が行った研究では妊娠中に母体から感染したするいわゆる垂直感染が1割で発生した可能性があるという研究も示されています。また他の研究では3.3%で新生児が新型コロナウイルスに感染したもののこれは出産した時に感染した可能性が高いとされています。また極まれに垂直感染が発生したと報告もされており、仮に妊娠中に新型コロナウイルスに感染したとしても新生児が感染する確率は非常に低いと考えられます。
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