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アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスワクチンに関して、イギリスでは市民らを含めた大規模なワクチンが開始されたものの、そのワクチン接種を受けた2人がいずれも軽いアナフィラキシー反応が報告されたと報じられています。

国内外の複数メディアによると、今回ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンでアナフィラキシー反応をみせたのは2人についてはどのような人物だったのかは明らかになっていません。またその症状についても明らかになっていないものの海外メディアによると、症状は軽度で発疹、息切れ、顔や舌の腫れ、血圧の低下を伴う程度のものだったとしています。 

ファイザーワクチン接種の2人に強いアレルギー反応、英が注意喚起 | ロイター

記事によると、この2人は共通して過去に何らかのアレルギー反応(アナフィラキシー反応)で病院に入院したことがあるといい、例えばピーナッツといった食物アレルギー、また医薬品に対して何らかのアレルギーを持っていた可能性があります。ただ、イギリスではファイザー製ワクチンを1日あたり5000~7000人が接種しておりそのうちの2例となっていることから確率としては1%にも満たないという数になります。

この事態を受けてイギリス民間保険サービス(NHS)のスティーブン パウイス氏は、「過去に深刻なアレルギー反応があった人はワクチン接種を受けないよう、英国医薬品庁から予防的忠告があった」と述べており、現在は英国医薬品庁はファイザーに対して情報の提供を求めるとしたワクチンを開発したファイザーおよびドイツの企業が協力することになったとしています。



また、ニューズウィークによるとファイザーが開発したワクチンに関して、過去の臨床試験に参加したカリフォルニア大学看護学校の助教は、「2度目のワクチン接種を受けた後、頭痛、寒気、吐き気、筋肉痛などの症状に加えて、約40度近くの高熱が出た」などという説明もしており「症状は通常の範囲内だ」と説明したうえで、今後「2回目の接種の後に反応が出る人は多い」とも述べています。
(ただし、この助教が接種したものは薬の効果を確かめるための偽薬を接種された可能性もゼロではなくファイザー製のワクチンと因果関係は明らかになっていないと説明しています。)

また米国での試験でファイザーワクチンを接種した21,720人のグループでアナフィラキシー反応は4例あったものの、プラセボワクチン(無害な偽薬ワクチン)を接種した21,728人には1例ありませんでした。

いずれにしても今回イリギスで予防接種が始まったワクチンに関しては特に病院にかかるほどの強いアレルギーを持っている人はアナフィラキシー反応をみせる可能性がゼロではなく注意が必要ということになりそうです。
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