ボノム・リシャール_2

2020年7月、アメリカの海軍(海兵隊)が運用する強襲揚陸艦『ボノム・リシャール(LHD-6)』が炎上した事故に関して、アメリカ海軍は復元は不可能と判断し廃棄する方針を明らかにしたと報じられています。

THE DRIVEによると、強襲揚陸艦『ボノム・リシャール(LHD-6)』に関して病院船や潜水母艦に運用方法を替える選択肢も検討したものの、改修などの費用対効果が望めないとして廃艦とする判断をくだしたと報じています。

Navy Will Spend Around $30 Million To Scrap Fire-Damaged USS Bonhomme Richard

記事によると、この決定に関しては公式なものではないらしく2020年11月30日に当該サイトとジャーナリストとの電話で話しがあったという趣旨の内容が記載されています。それによると、今回の炎上事故に船の6割が損傷している状態だといい、修理や改装などの案は全て却下となったとしています。



記事によると元の強襲揚陸艦として戻すには25~32億ドル。改装期間も5~7年はかかると推定されました。また病院船や潜水母艦として運用する案も出ていたらしいのですが最低で10億ドル以上はかかるだろうと見込まれ改装期間は同じく5~7年かかると想定されたとのこと。

これらはいずれも新しく強襲揚陸艦を建造するよりもお金も時間もかかるもので、新しい船をゼロから作ったほうがいいと判断されました。

結果的に廃艦という方針で進められているとしているものの当然費用がかかるといい推定では3000万ドル、日本円で30億円弱がかかるとのこと。スクラップ期間は9ヶ月から1年はかかるといい、再利用可能な物をについては既に回収が行われているものの全ての調査にはまだ時間がかかるとのこと。

この火災事故については米海軍としては2020年8月時点で放火の可能性があるとして調査していることが発表されています。
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