二方向前翼機

先日、
第15回北京国際航空展覧会で展示されていたステルス機のコンセプトモデルを紹介しました。実はコレとは別に、翼を向きを変え飛行すると思われる航空機(コンセプト)が登場していたことが明らかになりました。

会場の成都飛機工業公司のブースに展示されていたのは自社が設計したという「旋龍」のコンセプトモデルです。詳細は不明ながら引用先には『エンジンを旋回することで4方向への飛行が自由自在にできる』と書かれています。

同様の航空機は今から1年ほど前、アメリカのマイアミ大学のGecheng Zha 教授らが提唱しています。研究者はこの航空機を超音速二方向全翼機とし、飛行状態によって航空機自体を90度回転させ、低速と高速飛行で有利な翼の使い分けを行うというと話しています。

超音速二方向全翼機
▲超音速二方向全翼機

具体的には「低速時には十分な安定性が得られ、超音速時には短く抵抗の少ない翼により効率のよい飛行が可能になる。なにより超音速飛行時のソニックブームの発生を抑えることができ、市街地などの近くでも超音速で飛べる旅客機も実現できる」と説明しています。

何れにしてもこのような展覧会で二方向前翼機が登場したのは初ではないかと思われるんですが、写真を見る限り、社内の研究者が趣味で作ったといレベルで、試作機開発に向け研究を進めているとは考えられません。

二方向前翼機_2

二方向前翼機_4

二方向前翼機_3

二方向前翼機_1

参考:中国網
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