ボストン・ダイナミクスは今月3日、Youtube上に自社が開発している新型ロボット「ワイルドキャット」の動画を公開しました。この動画はDARPA(米国防高等研究計画局)のロボット技術の進歩を目指すM3というプログラムの下、資金提供受け開発が進められています。

ワイルドキャットは現在、低速域から最大速度25.6km/hで走行可能。また、エンジンを搭載し内部電力と油圧で自走可能のようです。













ボストンダイナミックス社長のマーク・レイバート氏は元MIT教授で脚型ロボットを開発したことで有名です。この技術はソニーのエンターテインメントロボット、AIBO及びSDR-4にも導入されており、ボストンダイナミックスが提供するヒューマン・シミュレーション技術は、何れもレイバート氏のロボット工学の技術が基となって開発されているものです。

ボストン・ダイナミクスは同じく4つ足ロボのLS3やBigDogシリーズ、人間と同じ2足歩行出来るPetmanやAtlasといった高性能ロボットを幾つも開発していることが知られています。

Petman Tests Camo


Legged Robot Testing in Desert(LS3)