韓国が定めている海軍の作戦区域(AO)というのがあるそうなんですが、この区域を侵犯しているなどとし、中国・ロシア・日本を上げ批判しているといいます。
韓国民主党の李錫玄(イ・ソクヒョン)議員は自国が作成した資料を元に、昨年韓国軍が定める作戦区域(AO)を侵犯した件数が2011年に比べ3倍に増えたなどと主張しているそうです。
また韓国メディアによると2012年の侵犯は中国76回、ロシア23回、日本6回と続いており、2013年7月20日の時点で78回にのぼっているとしています。
「作戦区域」とは平時に韓国軍の海上、空中の戦力を効果的に統制するため、合同参謀本部議長が定めたエリア。韓国の軍関係者は周辺国による作戦区域の侵犯が急増していることについて「東北アジア地域の海上紛争や中国の海洋膨張政策が影響を及ぼしている」と分析しています。
その上で「作戦区域は領海ではないため区域内に他国の軍艦が入ってきても強制退去させる権限はない」と述べています。
これについて中国人民解放軍の海軍軍事学術研究所・法律研究室の専門家はそもそもその区域の設定が違法行為だと説明しています。
「そもそも“侵犯”というのは無許可で領海に侵入した船舶に対してのみ“侵犯”という言葉を使える。韓国議員の表現は国際法の常識に反するものだ」と言葉の意味を説明した上で、「韓国が領海の外に領海を設け、長期にわたって他国の船舶の航行を阻害している“作戦区域”は、国連海洋法条約に著しく違反している」と述べています。
参考:Record China
また韓国メディアによると2012年の侵犯は中国76回、ロシア23回、日本6回と続いており、2013年7月20日の時点で78回にのぼっているとしています。
「作戦区域」とは平時に韓国軍の海上、空中の戦力を効果的に統制するため、合同参謀本部議長が定めたエリア。韓国の軍関係者は周辺国による作戦区域の侵犯が急増していることについて「東北アジア地域の海上紛争や中国の海洋膨張政策が影響を及ぼしている」と分析しています。
その上で「作戦区域は領海ではないため区域内に他国の軍艦が入ってきても強制退去させる権限はない」と述べています。
これについて中国人民解放軍の海軍軍事学術研究所・法律研究室の専門家はそもそもその区域の設定が違法行為だと説明しています。
「そもそも“侵犯”というのは無許可で領海に侵入した船舶に対してのみ“侵犯”という言葉を使える。韓国議員の表現は国際法の常識に反するものだ」と言葉の意味を説明した上で、「韓国が領海の外に領海を設け、長期にわたって他国の船舶の航行を阻害している“作戦区域”は、国連海洋法条約に著しく違反している」と述べています。
参考:Record China