翼の上面にソーラーセルを敷き詰めた「Solara 50」という航空機。驚くことに超高々度を5年間連続して飛行できるという極めて優れた飛行性能を有しています。
米企業『Titan Aerospace』が発表したのは「大気圏衛星(Atmospheric Satellites)」に分類されるという新型のUAV(無人航空機)です。名前は「Solara 50」。なんとこの航空機は地上65,000ft(約20km)付近を最大5年間に渡り飛行することが可能な航空機になっています。
Solara 50について目を引くのは貼り付けられた大量のソーラーセルです。優れた変換率を有しモーターに電力を送りつつ、搭載機器に100Wの電力を供給することができるとしています。また機体に内蔵されたバッテリーに蓄電することにより、夜間においても日中と同じ性能を維持することができるとし、人工衛星のように連続運用が出来ると主張しています。
同社は2013年8月に小型版の試験機「Solara 10」初飛行試験に成功しており、Solara 50については2015年にも商用運用の開始を行うとしています。
人工衛星が行っていたことを無人航空機で可能にするという画期的なアイディアなんですが、このような大気圏衛星が実用化された場合、通信中継、地球観測、気象観測、国境監視、軍事偵察などの分野などの応用が期待されています。
▼NASAの無人偵察機を使用した高度約18kmの映像。
参考:BusinessNewsline
Solara 50について目を引くのは貼り付けられた大量のソーラーセルです。優れた変換率を有しモーターに電力を送りつつ、搭載機器に100Wの電力を供給することができるとしています。また機体に内蔵されたバッテリーに蓄電することにより、夜間においても日中と同じ性能を維持することができるとし、人工衛星のように連続運用が出来ると主張しています。
同社は2013年8月に小型版の試験機「Solara 10」初飛行試験に成功しており、Solara 50については2015年にも商用運用の開始を行うとしています。
人工衛星が行っていたことを無人航空機で可能にするという画期的なアイディアなんですが、このような大気圏衛星が実用化された場合、通信中継、地球観測、気象観測、国境監視、軍事偵察などの分野などの応用が期待されています。
▼NASAの無人偵察機を使用した高度約18kmの映像。
参考:BusinessNewsline