測定出来る最大限の値を超えるPM2.5が発生した中国。そのような地で暮らす人は一体どういう風に生活をしているのか気になるところですが、先日中国でこんな女性が撮影されました。
透明のマスクから伸びるホース、その先にあるのは・・・!これは2013年9月23日、上海市のとある市場で撮影された映像なんですが、10kgはあると思われる空気清浄機を背負い買い物をしているという女性が現れました。
地元メディアの取材に対し女性は「毎日のようにPM2.5が報道されているが、状況は少しも改善されていない。私は肺の病気を患っているため、家にあった空気清浄器を息子が改造し、こうして背負っている」と話していたそうです。
中国では最近の低温により、石炭を使用したスチーム暖房を入れる家庭が増えたことで、前代未聞の大気汚染が発生しています。
中国政府は2570億ドル(約25兆1600億円)を投じ環境汚染対策に取り組むと発表しているものの、実はここ10年間で約62兆円を既に投じています。
それでも進まない理由としては、全人代代表で東兆長泰投資集団の郭向東(グオ・シアンドン)董事長の話として、導入された環境保護設備は「眠っており」、このような設備があっても汚水は別の管からひそかに排出されたり、検査が入る時だけ設備を起動させたりするなどの裏工作が行われているといいます。
また、中国の地方政府高官の出世の判断基準は国内総生産(GDP)成長率がすべてであり、利益を重視する企業の捏造・隠蔽工作、それを保護する地方政府に原因があるとしてます。
参考:Record China
地元メディアの取材に対し女性は「毎日のようにPM2.5が報道されているが、状況は少しも改善されていない。私は肺の病気を患っているため、家にあった空気清浄器を息子が改造し、こうして背負っている」と話していたそうです。
中国では最近の低温により、石炭を使用したスチーム暖房を入れる家庭が増えたことで、前代未聞の大気汚染が発生しています。
中国政府は2570億ドル(約25兆1600億円)を投じ環境汚染対策に取り組むと発表しているものの、実はここ10年間で約62兆円を既に投じています。
それでも進まない理由としては、全人代代表で東兆長泰投資集団の郭向東(グオ・シアンドン)董事長の話として、導入された環境保護設備は「眠っており」、このような設備があっても汚水は別の管からひそかに排出されたり、検査が入る時だけ設備を起動させたりするなどの裏工作が行われているといいます。
また、中国の地方政府高官の出世の判断基準は国内総生産(GDP)成長率がすべてであり、利益を重視する企業の捏造・隠蔽工作、それを保護する地方政府に原因があるとしてます。
参考:Record China