習近平

今月3日、中国の国家主席である習近平氏が国内のとある村を訪れました。これは貧困状況を視察するという内容だったのですが・・・。

2013年11月5日、今年の3月に中国の新たな国家主席に選出された習近平(シー・ジンピン)氏。国際社会で日増しに影響力を増す中国のリーダーということもあり、国内外に知られる人物となった。そんな習国家主席は今月3日、湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州花垣県十八洞村の貧困家庭を訪れ、貧困状況の視察を行ったと新華社通信は伝えた。

新華社通信は報道で、「習国家主席は、ライトが唯一の電化製品である家庭を訪れた際、“あなたはどちらさま?”と家主に聞かれた。

習近平氏

Record China
中国では特に内陸部に未だに現代文明から取り残されたような非常に貧しい地域が存在します。今回習近平氏が訪れたのは電気は通っているものの家電製品が電球一つだけというミャオ族の家庭です。

習近平氏は就任後、極貧層の家庭の訪問をしており、老人の手を握るという光景がよく撮影されています。今回の写真もまさにその通りなんですが、これは貧困層に寄り添いながら施政することをアピールするためのゼスチャーだと指摘されています。

ミャオ族

中国の国内に多く居住する民族集団で、同系統の言語を話す人々は、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナムなどの山岳地帯に住んでいる。中国では55の少数民族の一つである。ミャオ族の総人口は894万116人に達し中国の少数民族としては、チワン族(約1617万人)、満州族(1068万人)、回族(981万人)に次ぎ四番目である。

「ミャオ族」は自称ではなく漢民族による他称であり、中国国外の人々は総称をモンHmongと表記することが多い。(Wikipedia)