野菜

子供の頃に野菜を食べずいろいろと言われたことはないでしょうか。大人になっても野菜は苦手という人はいますが、実は人間の野菜嫌いはヘビを嫌うのと同じように本能的に嫌っているという研究結果が明らかになりました。

エール大学は子供の野菜嫌いについて研究を行ったところ、野菜を嫌うという情報は生まれつき脳にインプットされているものだということが分かったとしています。

研究者らは被験者の幼児たちを観察したところ、植物性のものや木などナチュラル素材のものよりプラスチック製やメタル製のおもちゃなどを好む傾向が判り、幼児たちは自然素材のものを嫌う傾向があることが分かったといいます。

研究者たちはさらにデータを細かく分析したところ、この自然素材のものを嫌う傾向は生まれたときから脳にインプットされているという事実を発見しました。

この理由は不明ながら仮説として人間は古来、植物などを主食として摂取していた時期があり、多くの人が毒キノコや毒性の植物で命を落としたという食と死の名残が植物性のものに抵抗を示す原因ではないかとしています。

子供に野菜を食べさせる魔法の言葉

とはいえ、日本のお店で売られている野菜には毒は入っていません。しかし本能的に嫌ってしまう野菜をどのように子供に食べさせたらよいのでしょうか。

米国コーネル大学が小学生を対象に行った実験によると、野菜に子どもの興味を引く名前をつけて給食の献立表に載せたところ、子どもたちが通常の2倍量の野菜を食べたという実験内容が報告されています。興味を引く名前とはブロッコリーは「強力パンチのブロッコリー」、豆は「おばかでまぬけなお豆ちゃん」、ニンジンは「透視ニンジン」という具合です。

実験を行ったブライアン・ワンシンク教授によると「料理の内容を変えたり食べるよう強制しなくても、呼び方の違いで子どもは野菜をより多く食べてくれます」と話しており、家庭でもバットマンやスパイダーマンなど、子どもに人気のあるヒーローを連想させる名前を付けることで同様の効果があるとしています。

参考:マイナビウーマン,ロケットニュース24
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