The High Speed Strike Weapon (HSSW)

ロッキード・マーティンのスカンク・ワークスチームは飛行速度がマッハ6という次世代ミサイル「High Speed Strike Weapon (HSSW)」の構想について発表を行いました。

アメリカの航空機・宇宙船の開発製造会社、ロッキード・マーティンは『The High Speed Strike Weapon (HSSW)』という次世代ミサイルの開発構想を発表しました。

発表によると、HSSWは次世代爆撃機や攻撃機に搭載することを前提とした兵器で、実用化されている既存の技術を用いることにより安価でコンパクト、実用的な物になるだろうとしています。

The High Speed Strike Weapon (HSSW)

また、極超音速で飛行する物体を破壊するためには同等以上の速度を持つ迎撃手段が必要となるため、仮にこうした攻撃ミサイルが実用化された場合には、敵対勢力には迎撃することは不可能だとも述べています。

同ミサイルはスピードが重視されるミッションや、通常の爆弾では破壊が困難な目標物に対し使用されるとしています。
ロッキード・マーティンはデュアルモードラムジェットによるマッハ6で飛行可能な無人偵察機SR-72の開発を発表しており、HSSWはSR-72と同じコンセプトに基づくものとなっています。

▼SR-72
SR-72_1

SR-72_2

参考:BusinessNewsline

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