J-20

中国版ステルス機として初めて登場した「殱-20(J-20)」なのですが、これまで採用されていた黒い塗装から灰色系の迷彩色へ低視認性のロービジビリティに変更が加えられたとのことです。

2011年1月11日に、正式に公表されたのは成都飛機工業公司が製造したJ-20(殲撃20型)です。中国初のステルス機戦闘機の試作機として当時注目をあつめたのですが、その1番機である2001号機の塗装が最近になり変更されていると中国の軍事マニアらにより明らかになりました。

J-20はこれまで一般的に夜間活動を主とした黒色塗装がされていました。しかし、今回明らかになったのは幅広く戦闘機に採用されている灰色塗装・・・、とのことなんですが、写真からは機体全体が灰色系の色で垂直尾翼が鮮やかな青色になりました。しかし、見る角度が悪いのか、機体の中央で左右で青と灰色に分けられているようなそんな感じにも見て取れます。

J-20

灰色塗装はロービジ迷彩つまり、上空での視認性を低くするため空の色に近い迷彩柄になっています。ただ、今回のJ-20の塗装というのは、はっきり言って迷彩というよりも、何かのイベントに参加するような、または旅客機のような謎の塗装になっています。

塗装が変更された件についてもちろんその理由は不明ですが、いったいこの塗装は何を意味しているのか。最悪加工写真とも考えられるのですが、続報が入り次第お知らせしようと思います。

▼以下は過去に撮影されたJ-20の2001号機
J-20 2001及び2002号機