馬息嶺スキー場

金正恩第1書記は12月31日、北朝鮮で建設されていた馬息嶺スキーリゾートが完成し、視察に訪れたと報じられています。

北朝鮮の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の東部江原道元山で建設を進めていた馬息嶺スキー場及びリゾート施設が完成し、2013年12月31日、同スキー場に金正恩第1書記、及び軍幹部、体育相が視察に訪れたと報じています。

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馬息嶺スキー場は北朝鮮が国を挙げて建設を進めていたスキー場で、報じられた内容によるとスキー場の規模は面積が数十万平方メートルで上級から初級まで楽しめる幅40~120メートルのコースが作られると言います。総滑走距離は110kmで一部コースはナイター設備が備わっています。

北朝鮮への旅を専門に扱う中国北京市の高麗旅行社によると、同スキーリゾート建設の計画は今から2010年頃から浮上しており、2012年頃から本格的な工事が始まったといいます。2013年夏には大規模スキー場を急ピッチで進める「馬息嶺速度」という政治標語が多用されており2013-14シーズンのオープンに間に合うよう建設が進められました。

計画通りに進んだ建設に金正恩第1書記は「大いなる満足」を示し、来場者らが「朝鮮労働党の愛情あふれる配慮を強く感じれらるよう」人々に尽くすように指示。一日も速いオープンに向け全力で努力するよう命じたと伝えています。

参考:AFP