University of Sheffield

地震などで建物は無事でも支えているコンクリートの柱にヒビが入るということがありますよね。この手の損傷について難しい技術を必要としない新しい修復方法が注目されています。

イギリスのシェフィールド大学の研究チームは低コストかつ容易に損傷したコンクリートを修復する技術を開発しました。この技術を用いることにより、例えば地震で損傷したコンクリート建造物を迅速に修理し、再び安全に暮らすことができるようになるとしています。

研究チームが開発した修繕方法は 建物の各階にある柱の周りに金属製のストラップを巻き付け、人手もしくは機械によって圧縮空気を送り込むことによって巻きつけてあるストラップの圧力を高めるというものです。詳しくは分かりませんが、損傷により膨れたコンクリートを締め付け、低下した強度を高めるというもののようです。

この手法は、世界中の建設現場で一般的に使われているすべての鉄筋コンクリートの建物に使用することができるとのことです。最大の利点として他の修繕方法と異なり、高価な修繕資材や高度な修繕技術を必要しないことです。そのため、開発途上国での応用は最適なものとなるだろうとしています。

コンクリートの割れ目そのものを修復する技術も

BacillaFilla
▲BacillaFilla

2010年、英ニューカッスル大学の研究者が開発したのは「BacillaFilla」というバクテリアです。遺伝子操作され誕生したこのバクテリアは、生命活動を終えるその時、炭酸カルシウムを多く含む接合剤に変化するという特徴があります。

BacillaFillaを割れたコンクリートに流し込むことで、液状のコンクリートでは難しい細かいところまで染み渡り、微細な割れであっても修復することができるといいます。

参考:Technobahn,Wikipedia


 
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