イスラエル軍は短距離ロケット弾などをレーザーで迎撃するという、防衛システム「アイアンビーム」の配備計画があるとし、地元紙がこれを報じています。写真は米海軍のレーザー迎撃兵器
イスラエルはパレスチナ、ガザ地区から発射される短距離ロケットの弾を使用した武力攻撃に対し、レーザーによる迎撃システムの開発とその配備計画について地元紙及びReuter通信が報じています。
地元紙によると発表された計画はアイアンビームという射程は7kmのレーザーが使用され、短距離ロケット弾や迫撃砲といった武力攻撃に対応できるとしています。
レーザーを使用した迎撃システムについては昨年アメリカがArea Defense Anti-Munitions (ADAM)というレーザー兵器を使用した迎撃試験に成功しています。ADAMの性能としては最大射程2km。レーザーを使用した迎撃システムのメリットは電気さえあればほぼ無限の弾を持つことができる点。また消耗するパーツも少ないことから運用上のメリットは大きいとされています。
▼ADAMの迎撃試験映像
現在イスラエルではガザ地区からのロケット攻撃に対し、アイアンドームという迎撃ミサイルによる防衛が行われており、当局の発表では射程内の迎撃率は90%としています。
アイアンドームから発射されるミサイルは「Tamir」というもので、有効射程は7km。1発あたり300万円とされています。アイアンドーム1個高射隊により防衛されるエリアは約150平方kmです。
▼アイアンドームによる迎撃ミサイルの発射
地元紙によると発表された計画はアイアンビームという射程は7kmのレーザーが使用され、短距離ロケット弾や迫撃砲といった武力攻撃に対応できるとしています。
レーザーを使用した迎撃システムについては昨年アメリカがArea Defense Anti-Munitions (ADAM)というレーザー兵器を使用した迎撃試験に成功しています。ADAMの性能としては最大射程2km。レーザーを使用した迎撃システムのメリットは電気さえあればほぼ無限の弾を持つことができる点。また消耗するパーツも少ないことから運用上のメリットは大きいとされています。
▼ADAMの迎撃試験映像
現在イスラエルではガザ地区からのロケット攻撃に対し、アイアンドームという迎撃ミサイルによる防衛が行われており、当局の発表では射程内の迎撃率は90%としています。
アイアンドームから発射されるミサイルは「Tamir」というもので、有効射程は7km。1発あたり300万円とされています。アイアンドーム1個高射隊により防衛されるエリアは約150平方kmです。
▼アイアンドームによる迎撃ミサイルの発射