中国の国家新聞ラジオ出版局(国家プレス、出版、ラジオ、映画、テレビ管轄課)はインターネット上にムービーをアップロードする前に実名登録をしろという規則が発表されたと中国国内の出版局が報じています。

報道によると、政府の発表は「インターネット上のムービーには、過激な暴力表現や、みだらな性的描写などの社会的にネガティブな効果を持ったものがあふれており、低俗なコンテンツを防ぐため、オンラインドラマ、マイクロフィルムを含むムービーをインターネット上にアップロードするには、実名登録が必要となる」という内容だといいます。




この発表について、中国内の動画投稿サイト「Youku」、「Tudou」、「Renren」は何れもコメントを拒否しているとのことです。

Gigazineによると「中国政府は携帯電話のSIMカード購入時や、Tencent社のモバイルアプリ「WeChat」やマイクロブログに署名する際にも、実名登録を義務化する規則を以前にも実施している」としており、ただ「ある程度テクノロジーに精通した人であれば簡単に回避できる」という程度の低さだといいます。

また、一部情報によると外国人利用者は実名とパスポートに記載されている内容を書き込まなければならないとのことです。

参考：Gigazine