睡眠

「最近眠れない」「睡眠が浅い気がする」と困っている方はいないでしょうか。アメリカの大学で睡眠に関する研究が行われ、思い込むことで睡眠障害で発生するであろう注意力や記憶力を解消できるという結果が報告されています。

コロラド大学の研究チームは「実際にとった睡眠の時間ではなく、しっかり眠れたと思い込むことのほうが脳の効率にとっては大事」という研究結果を発表しました。

研究チームは被験者の学生に「前夜の睡眠の質を計測できる」というなどと適当に嘘をつき、脈や脳波を測る機械を全員に取り付けました。翌日、半分の学生には「上質な睡眠がとれている」とウソの計測結果を伝え、残り半分には「あまり良い睡眠がとれていなかった」と嘘の情報を伝えました。

その後、“注意力や記憶力”を測定するテストを受けさせたところ、「上質な睡眠がとれている」とウソの計測結果を伝えられた生徒の方が、明らかに良い結果がでたとのことです。

いったい、学生の身になにが起こったのか。コロラド大学の研究チームによると、所謂プラシーボ効果(思い込むことで、全く成分がことなる薬でも、本物同様の効果があるという偽薬効果とほぼ同じもの)が現れたとし、プラシーボ睡眠と命名したとのことです。

ちなみに、過去に偽薬効果を研究した例があり、高所恐怖症であっても、偽薬効果で改善するというというものや、効果のない民間療法を信じる人であっても実際に症状の回復が早いことが報告されています。

参考:ロケットニュース24