微博

自身の意見を自由に書き込めるインターネットは、使い方によってはいい面も悪い面もありますが・・・。イギリスメディアによると、ここ最近中国共産党が人気ユーザーを中心に抑圧をしており、全体の書き込み数が7割も少なくなったと報じています。

これは英紙デイリー・テレグラフが行った調査により明らかになったもので、中国のミニブログ、所謂中国版ツイッター『微博』で行われる書き込みが7割程度減少しているというものです。

具体的にはテレグラフの調査依頼を受けた華東師範大学が行ったもので、2011~2013年の期間で160万のユーザーを対象に使用状況について分析を行いました。結果、2012年3月は毎日8380万件の書き込みが行われていたものの、その後ミニブログの実名登録を実施したことにより書き込みが激減。これにより半数に落ち込み、さらに政府に批判的な人気ユーザーを逮捕するなどしたことにより最大7割低下していたとのことです。

現在の状態について華東師範大学は、有名人や誰かに対する支持の声や、政府の宣伝及び企業広告が書き込みが大半を占めているとのことです。


2013年、突如消息を絶った朱建栄氏を始め、中国政府に批判的だったり都合の悪い人間と判断されれば一方的に逮捕、拘束されます。
見せしめとして一般人がネットの書き込みで拘束された例は、2013年9月に中国でネットスラングとして流行語にもなった「表哥(時計兄貴)」(高級時計をいくつも付けた共産党幹部や政府高官)について、身につけていた時計を鑑定していた男性(ハンドルネーム花果山総書記、投資会社役員)がホームページ及び中国版ツイッターを閉鎖され、まもなくして行方不明となったことがあります。

この男性はテレビにも出演するほど有名な人物だったのですが、その後探していた友人により北京市の公安当局内で手錠をかけられ取り調べを受けている姿で発見されました。これを報じたテレビ局によると、「この件について取材は受けない」などと当局が反応していたとされています。

参考:Record China