FarmBot

未だに多くの人の手を必要とする農業。そんな農業を変えようとイタリアのベンチャー企業はありとあらゆる農作業を全て自動化するというFarmBotを発表しました。

イタリアのベンチャー企業FarmBotは、農業の完全オートメーション化を可能にするというロボット、FarmBotを発表しました。FarmBotの特徴はレール上を水平、垂直に移動可能なロボットハンドで構成されており、土壌を耕す、種まき、水まき、農薬散布、雑草管理、収穫まであらゆる農作業を自動で行うことが可能になると主張しています。

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▲Facebookより

具体的にどのような野菜を作り育てることができるのかは特に書かれていないのですが、構造を見る限り背丈の短い葉物野菜ということになりそうです。詳しい仕様はこちら

農業というと、海外では工業化されつつあるもの、まだまだ人の手を多く必要としています。FarmBotは制御する技術にオープンソースソフトウェアと安価なコンピューターを使用しており、従来型の産業用ロボットに比べて安価に製造、導入が可能だとしています。

FarmBot社は事業化を行う上で必要となる事業資金の調達を目指し、投資を呼びかけているといいます。

参考:BusinessNewsline