ロシアのプリピャチ近郊に現在もその姿が残っているのは1970年代に建設された旧ソ連の軍用レーダーです。非常に大型のアンテナを備えており、複数建設された早期警戒システムの一部として稼働していました。今回は施設内部の貴重な写真を紹介していきます。
旧ソ連が1976年に作られ稼働させたのは超水平線レーダー『OTHレーダー (over the horizon radar)』という巨大アンテナを有するDuga-3(NATOネームSteel Yard)です。一般的にこの手のレーダーは自国に飛来する航空機や長距離弾道ミサイルを監視するもので、Duga-3は北アメリカ大陸の一部を含む北極海の範囲を監視していたといいます。
しかし、Duga-3が建設されたプリピャチ近郊はチェルノブイリ原発事故の影響でゴーストタウン化。同施設は稼働からわずか10年あまりの1989年に放棄されました。
▼修理ルーム
▼レーニン部屋と名付けられた室内の様子。プロパガンダが書かれた掲示物が多い。
▼アメリカの軍事兵器が書かれている
こちらは別の人物が施設のレーダーに登った様子です。このように非常に巨大なアンテナから構成されています。
参考:EnglishRussia
しかし、Duga-3が建設されたプリピャチ近郊はチェルノブイリ原発事故の影響でゴーストタウン化。同施設は稼働からわずか10年あまりの1989年に放棄されました。
▼修理ルーム
▼レーニン部屋と名付けられた室内の様子。プロパガンダが書かれた掲示物が多い。
▼アメリカの軍事兵器が書かれている
こちらは別の人物が施設のレーダーに登った様子です。このように非常に巨大なアンテナから構成されています。
参考:EnglishRussia