プール

まだまだ寒い日が続きますが、春になり夏になるとプールに泳ぎに行く方も多くいらっしゃると思います。さて、そのプールについてちょっとおもしろい話題が入ってきました。

「プールの利用者は故意的に水中で用を足すのをやめるべきだ」などとまじめに述べているのは、中国農業大学と米パデュー大学の研究チームです。もちろんプールでの放尿というのは衛生問題以前の問題なのですが、実は「汚い」という問題だけではなく、人体に有害な物質が出来上がるためだと指摘しています。

研究チームは中国のスイミングプールから採取した水に汗と尿に近い化学物質を混ぜあわせ、塩素を投入しました。すると汗や尿に含まれる主に尿酸が塩素と反応し、塩化シアンが生成されたというものです。塩化シアンつまり、シアン化塩素は化学兵器として用いられる物質で、これが呼吸器系等から吸い込まれると人体細胞が酸素を取得できないように働き最悪の場合死に至るというものです。

ガスマスク

研究チームによると、塩化シアンがスイマーの呼吸器などに影響を及ぼすとし、「プールでの排尿が健康問題に発展するとし、故意的に水中で用を足すのをやめるべきだ」と主張しています。

ただ、実際のプールでどのくらいの塩化シアンが発生しているのかについては一切書かれていないので、みなさんは普段通りプールを利用してください。

ちなみに、中国のプールでは2012年7月に塩素系消毒剤「トリクロロイソシアヌル酸 (TCCA)」を入れようとしたところ空気と反応し有毒ガスが発生。9人が病院に搬送される事故が発生しています。

参考: IRORIO(イロリオ)
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