デルタIVロケット_1

今年の9月に設定されているアメリカの新型有人宇宙船オリオンについて、この宇宙船を打ち上げるデルタIVロケットのブースターが米空軍の打ち上げ基地に到着しました。

 3月6日、米国フロリダ州のケープ・カナベラル空軍ステーションに、米航空宇宙局(NASA)の新型有人宇宙船オリオンの試験機を打ち上げるための、デルタIVロケットのブースターが到着した。打ち上げは9月に予定されている。

 オリオンは現在NASAとロッキード・マーティン社が開発中の宇宙船で、「NASAの宇宙船」としてはスペースシャトルの後継機にあたる。地球低軌道までにしか人を運べなかったスペースシャトルとは違い、オリオンはアポロ宇宙船のように月へ、そしてさらにその先の火星や小惑星へも人を運ぶことができる宇宙船として開発が進められている。

sorae.jp
デルタIVロケット_2

デルタIVロケット_3

こちらの写真がアメリカフロリダ州にあるケープカナベラル空軍基地に到着したデルタIVロケットヘビーの両サイドに付いている補助ロケットです。ケープカナベラル空軍基地は通常の戦闘機が配備されている基地とは異なりロケット(無人シリーズ)を打ち上げる専門のステーションとなっています。

オリオン宇宙船はスペースシャトルに変わる有人宇宙船としてNASAが開発を進めています。シャトルとオリオン宇宙船の違いは大きく形状がことなり、飛行機型のシャトルとカプセル型のオリオン宇宙船となっています。

オリオン宇宙船は来る2014年9月18日に初めて第一号機が宇宙に送り込まれます。これは探検飛行試験1(Exploration Flight Test 1、EFT-1)と言われる無人の打ち上げで、地上9000kmという高度からマッハ9という速度で大気圏に再突入させ各種装置が設定通りに動くかどうかが試験されます。

▼ミッション概要
ミッションの概要

初打ち上げが迫るオリオン宇宙船についてNASAの有人探査部門のビル・ゲルステンマイアー氏は「極めて大きく進展した。乗組員や貨物の打ち上げが可能で、低周回軌道より高くに人を到達させることができ、太陽系全体にわたって探査を行う新たなミッションを可能にする柔軟なシステム」と説明しています。
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