マレーシア航空370便_1

フィリピンで祈祷師が現れ話題になっていた中国。一方、中国では飛行機事故の影響からある詐欺が拡大しているといいます。

2014年3月12日、新民晩報によると、クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機が消息を絶った事件で、中国国内で同航空の欠航を装い、再予約のための手数料をだまし取る詐欺が拡大している。

情報によると、マレーシア航空を予約した客に対し、何者かが携帯電話のショートメッセージを送付。メッセージには「マレーシア航空機消息不明の影響で、あなたの予約した便は取り消されました。以下の番号に電話して詳細を確認して下さい」と書かれているという。

参考:Record China
中国で広まっているのは、旅客機の予約を突いた詐欺行為です。

新民晩報によると教えられた電話番号に連絡するとコールセンターというところにつながり、「すぐにチケットを取り直さなければ、日程に影響が出る」と話し、再予約を行う手数料を振り込む口座を教えられるといいます。もちろん、振り込んだところで金を取られるだけで何も変化はありません。

なぜ予約者の携帯電話番号が他者に漏れているのか、まずそこが問題なのですが、中国の情報技術(IT)業界関係者によると、同様の詐欺が拡大していると注意を呼びかけています。

大きな事件が起こると、関連した詐欺が行われることはよくあることなので、みなさんはこういった電話やメールには騙されないよう注意してください。