
全国人民代表大会(全人代)とは日本で言う国会にあたるのですが、ここで現在の休暇制度を変更してはどうかという案がだされていたことが明らかになりました。それは週休1日制にし、休みだった土曜日の分を月末にまとめるというものです。
2014年3月11日、北京市で開催されている中国の第12期全国人民代表大会(全人代)に代表として参加している海南省三亜市の王勇(ワン・ヨン)市長は取材に対して、「大型連休の時期になると観光地に観光客が集中しごった返すのは、休假制度と関係がある。休假制度の調整が必要。週休1日制にして、毎月月末に4連休を設置することを提案する」と述べた。画期的かもしれない海南省三亜市の王勇(ワン・ヨン)市長の案について市民はどう感じているのか。中青民情監測室が行った18-45歳のネットユーザーにおけるコメントから分析したものによると、約8割が反対とする内容だったといいます。 また中国版ツイッターこと新浪微博(ウェイボー)で行われた投票でも賛成1226人に対し反対は7056人だったといいます。
実現すれば、毎月「小型連休」を楽しむことができる。中国青年報が伝えた。
Record China
なぜこの案に中国人は反対なのか。とあるネットユーザーは「週に1日だけでは休みが足らないし、4連休を作ったとしても、実家が遠ければ帰れない」などとしています。また「中国全土で導入できるのか」「うちの会社じゃ大型連休も休みにならない」など実現性に疑問の声が寄せられてたとのことです。
中国では分かりませんが、日本人は外国に比べると休みを取る人が少なく働き過ぎだと言われていますよね。個人的には休みは今まで通りで春夏秋冬それぞれに『連休』を設けるという案がいいと思います。これにより季節に応じ観光地ごとに客寄せも可能になるので休みを確保しつつ、金を動かし地域経済も潤すということもできないでしょうか。