宇宙太陽光発電

アメリカ海軍の研究所が開発しようとしているのは、宇宙空間に設置される宇宙太陽光発電装置です。仮に開発された場合非常に巨大な衛星になることが考えられています。

米海軍調査研究所(NRL)では、軌道上で太陽発電を行い、地球にマイクロ波で送電する技術を開発中だ。SolarEn社も、同様の発電を2016年に開始する計画だ。

米軍は、世界最大の石油消費者だ。石油価格が上昇しているなかで、米軍はより効率的な代替策を求めている。 米海軍調査研究所(NRL)では、軌道上で太陽光を捕捉して発電し、地球にマイクロ波で送電する技術を開発中だ。こうした宇宙太陽光発電によって、多額の防衛費を節約できる可能性があるだけでなく、軍隊の移動や展開も容易になると期待されている。

WIRED.jp

この宇宙太陽光発電装置は花びらのように広がったソーラーパネルと中央の変換システム、そしてアンテナで構成されており、宇宙という天候に左右されない空間で24時間連続した発電を目指していると考えられています。

宇宙で巨大な施設を作る上で問題となる打ち上げ費用や建設について、このプロジェクトを率いるという米海軍の宇宙船技術者は「重量物を宇宙に打ち上げるのは非常に費用がかかる」と話しており、打ち上げ後は無人で組み立てるロボットが使用されると現在考えられているそうです。

しかし、なぜ米海軍の研究所が似合わないエコな電源を開発使用としているのか。米艦船に今後搭載されるであろう電磁レールガンに使用する大量の電力について衛星から得るのか?とも思ってしまったのですが、そうでもなさそうです。

同研究所の業績としては、これまでガンマ線を使用したレントゲン装置や原子力潜水艦(1939年)、戦場での敵味方を識別する装置などを開発しています。研究所ではプラズマ物理学、 宇宙物理学、 物質科学などなど大小の研究室と多数の専門家により研究開発が行われているとのことです。
このエントリーをはてなブックマークに追加