Ooho

透明の食べることができるフィルムに包まれているのは液体の水です。ロンドンの学生らは球体化とう技術により、食べることができる水を開発しました。

4月8日から13日に開催されたミラノサローネ(ミラノ国際家具見本市)で、ロンドンの3人の学生のアイディアが発表された。プラスチックを使わないプラスチックボトル、言い換えるなら、食べることのできる水、だ。彼らは1946年に考案された、液体に形を与える技術から着想を得た。

近年になって、分子ガストロノミーのシェフたちが復活させた「球体化」(spherification)という技術だ。

WIRED.jp
ロンドンの学生によりつくられたのは食べることができるという水『Ooho』です。 これは海藻と塩化カルシウムからできているという透明なゼラチン状の容器(膜)からつくられており、そのまま口にしたり歯で穴を開け内部の水を吸うということも可能だといいます。



球体化という謎の技術なのですが作り方としては水を予め凍らせておいて、その後ゼラチン状の食べ物で覆うことでゼラチンと容器が混ぜ合わないよう工夫しているといいます。

作り方自体は非常に簡単らしく、一般家庭でも可能だといいます。製造コストは2セント(約3円)で単純な製造法のため大量生産が可能と主張しています。



動画を見る限りだと風船のよな薄い膜で覆われた液体の水から成っています。面白い食べ物なのですが、膜が薄く破れやすいことと、フィルムが食べられるということで衛生面や保存、保管の関係で実際に生産し販売するというのは非常に難しいと思われます。