日本の学校には教室があり音楽室や美術室、そして厳格な時間割が存在します。一方スウェーデンのには用途が定義されていない空間で自由に学習するという学校が存在するそうです。
小さい頃、誰しもが陰気な教室と厳格な時間割がない学校を夢見たのではないだろうか? スウェーデンでは、こうしたことが──いや、それ以上のことが、ヴィトラ・スクール(Vittra International and Bilingual Schools)で実現されている。日本の学校については特に新しく作られる学校は教室の仕切りが存在せず、木製の校舎と柔らかい作りになってきていますよね。しかし、スウェーデンのその上を行く自由な学校というのが存在するそうです。
6歳から16歳までの子どもたちを対象にしたその学校の哲学は、「用途が定義されていない空間で、子どもたちを自由にさせておく」というものだ。
WIRED.jp
これは1994年に創立したヴィトラ・スクールです。スウェーデンには幾つかあるそうなのですが、「用途が定義されていない空間で、子どもたちを自由にさせておく」ということがヴィトラ・スクールの哲学といいます。
『日本では考えられない自由さ』とのことなのですが、教育は成り立っているのでしょうか。詳細は不明ながら、この学校は入学試験というのが存在せず登録順で入学許可をだしており、私立ながら公的資金の供与を得ているので学費はタダとのことです。
自由な雰囲気が人を成長させるという考えは理解できるのですが、この『自由』を理解できて伸びる人と伸びない人の差というのが気になるところではあります。