
現代文明に必要不可欠なありとあらゆる物資を輸送するコンテナ船。時には荒れた海をも航行しなければならないのですが、その時コンテナ船の船体ははどのようになっているのでしょうか。
時に嵐の中でも進まなければならいコンテナ船ですが、甲板にコンテナを満載しているにも関わらず、落としてしまうことはそこまで多くはありません。これはいったいどうなっているのでしょうか?
秘密はこちらの船内構造。動画にすると良く分かるのですが構造的に「しなる」ようになっていて、波の衝撃を吸収することができるのです。
ここまでのサイズの船となるとちょっとの波では大きく揺れることはありませんが、さらにこうした設計によって船自体と荷物を守っているのです。動画はこちらから。
DNA
金属から作られた船が「しなる」というのはイマイチ理解できませんでしたが、この動画を見るとかなり柔軟に動いていことが分かります。
「配管とか配線とか大丈夫なの?」と心配してしまいますが、その辺りも船がしなる最大の値から配置されているのでしょうか。ちなみに、潜水艦は水中に潜ると船体が縮むという動画を見たことがあるのですが、今回のしなるコンテナ船を見ると嘘でないということが分かります。

▲エマ・マースク級コンテナ船
ちなみに世界最大のコンテナ船は397.71mあるエマ・マースク級コンテナ船です。最大11,000個のコンテナを搭載できる巨大な船舶なのですが乗員はわずか13名となっています。