
宇宙から突如としてやってくる隕石や小惑星、彗星。アメリカのB612財団による調査によると広島原爆規模の隕石は年に1回地球に降ってくるとし、自社保有の観測衛星の打ち上げを目指しているといいます。
2000年から2013年の間に地球に衝突した26個の隕石の落下位置がわかる動画を紹介。広島級核爆弾以上のエネルギーを放出したものも多い。
冒頭の動画では、2000年から2013年の間に地球に衝突した26個の隕石の落下位置を確認することができる。これらはどれも、最も威力の大きい核兵器に相当するエネルギーを放出したものばかりだ。
この動画は「B612財団」が作成したものだ。同財団では、文明を終わらせてしまうような隕石を発見できる望遠鏡を打ち上げ、隕石の軌道を逸らす事前対策を取れるようにしたいと考えている(日本語版記事)。
WIRED.jp
今回登場するのはB612財団というカリフォルニア州の非営利法人です。この財団は小惑星の衝突から地球を守るために設立された民間の財団です。引用先にも書かれているように人類に対して驚異になりうる隕石を発見、事前対策できる望遠鏡を打ち上げようとしています。
同財団によると、過去13年間で比較的大きい26個の隕石が地球に落下しており、その爆発により発生したエネルギーはTNT換算で1~600キロトンだとしています。比較として広島型原爆は16キロトンとされており、平均して地球には年に1回程度広島型原爆規模のエネルギーを発生させる隕石落下が確認されているとのことです。

▲バリンジャー・クレーター
参考:今から5万年前、直径20~30mの隕石落下でできたクレーター。クレーターの直径は1.2~1.5km
ただ、これまで隕石落下により直接死亡がでるというのは極めて異例と言え、ロシアのチェリャビンスク隕石で多数のけが人を出したというのは記録されている人類史においてもこれまで何例あったのかと数える程度だといいます。
これは地球は比較的厚い大気があることと落下するエリアが海だったり誰も住んでいない陸地であることが理由です。また映画で描かれているような人類が滅亡するサイズの隕石や小惑星はすでに軌道が計算されており、少なくともこれから数十年に渡りそのような危機に人類が見舞われるとは考えられておりません。
