火星

次に人類が目指す天体として火星があげられています。では火星への有人探査を行うにはいったい幾らの費用がかかるのでしょうか。2014年4月、アメリカで行われてた第2回火星有人探査会議では『総額10兆円』だとする試算は発表されています。

 20年にわたる火星への有人探査計画は、莫大な費用がかかることに違いはないが、パネルの出した結論は、過 去に噂されていた1兆ドル(約102兆円)という予想よりははるかに低い数字だ。それどころか、インフレ率を計算に入れたとしても、現行のNASAの予算内で十分まかなえると見られる。加えて、諸外国からの支援も期待できそうだ。

 専門家らによって構成されたパネルによると、火星への有人探査を目的とした20年計画にかかる費用の総額 は、800~1000億ドル(約8兆1600億~10兆2000億円)の間だろうという。

NATIONAL GEOGRAPHIC
今回今後行われるであろう火星への有人探査にかかる20年間の費用について800~1000億ドル(約8兆1600億~10兆2000億円)になるだろうとする具体的な数値が発表されました。

NATIONAL GEOGRAPHICによるとNASAの長官は2030年代前半の火星有人探査実現に備えることをNASAの最重要課題のひとつとして挙げており、オバマ大統領もこれに賛成意見を表明しているとしています。
オバマ大統領については、2010年2月1日に行った宇宙政策で「地球近辺にある小惑星への有人飛行任務を2020年代半ばまでに実現すること、火星の軌道周回飛行を2030年代半ばまでに実行し、その後すぐに火星への有人着陸を実現する」と発言し、これがNASAが現在進めている火星探査計画の元となっています。

アメリカにおける火星有人探査計画は早くて2021年に行われます。21年の有人探査は宇宙飛行士2名による着陸を行わない行って帰ってくるフライバイ計画です。
ただし、2030年台に行われるであろう火星地表へ有人着陸について、NASAの顧問委員会のメンバー数人が予算制限を理由に非現実的だと表明したとされており、最終的に有人着陸が行われるのかは技術開発以前に相当厳しい見方もでているとのことです。